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第29回 三鷹散策の会報告

第29回「三鷹散策の会」活動報告
〜武蔵国分寺の秘仏を訪ねて〜


平成27年10月10日(土)、今回で4回目となる仙田校長先生の案内で、大好評の歴史散策、秋の国分寺を散策してきました。参加はOB保護者を含め57名、森田副校長先生、北村先生とで総勢60名もの方に参加いただきました。
今回の散策は、10月10日のみ公開される「国分寺薬師堂」をメインに、西国分寺駅近くの武蔵台遺跡から武蔵国分寺跡資料館などを回り、国分寺駅までを歩きました。

奈良時代天平、聖武天皇の目指した仏教による鎮護国家体制の総仕上げとして、741年「国分寺建立の詔」が発布されました。

この日は国の重要文化財薬師如来像の、年に一度の御開帳とあって、西国分寺駅では同様の団体が複数見受けられました。
校長先生お手製の資料を片手に駅前から南下すると「遺跡通り」が始まります。
伝鎌倉街道に入ると、鎌倉にも複数残る「切通し」がここにもあります。

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武蔵国分尼寺跡(国史跡)

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当時建物の柱は今も残る礎石の上に載せていただけでした。
後に行く国分寺跡と比べると尼寺の規模はとても小さかったことがわかります。
文化財資料展示室では文字瓦などを見学しました。

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武蔵国分寺跡(国史跡)
今は史跡公園として整備されています。
江戸時代から史跡としてすでに有名であったことが「武蔵名勝図会」1823年や「江戸名所図会」1832年などの文献でわかります。
国分寺のシンボル、7つの礎石が残る七重塔跡

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再建された現国分寺の楼門を見学し、薬師堂で今回のお目当て「薬師如来像」を拝観しました。

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寄木造りであることから鎌倉後期の作であるそうです。
「金光明四天王護国之寺」と書かれた扁額

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発掘された東山道武蔵路跡(国史跡)は、南北を通る大路でした。
ハケ(段丘)の階段を下ると、真姿の池湧水群に出ます。

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尾張徳川家のお鷹場であったことにちなんで名づけられたといわれる「お鷹の道」を通り、武蔵国分寺跡資料館では、国産銅を用いたとされる銅造観世音菩薩立像(都指定文化財)や文字瓦などを見学、七重塔のレプリカにも出会えました。

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資料館向かいの“おたカフェ”では校長先生おすすめ、武蔵国分寺絵図のパッケージに入ったフィナンシェとサブレを受け取りみんなで記念撮影。

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ここのお店のピクルスも美味しいそうですよ。

お鷹の道湧水園から北東にすすみ、野川にかかる木造の不動橋を渡ると国分寺街道へ。
ここから坂を上り、終点国分寺駅に着きました。

今回は身近な国分寺でしたが、今まで歩いて回ることが無い場所を巡ることができました。年に1回しか観られない薬師如来像拝観も貴重な経験でしたし、途中、過去の3億円事件の犯人の車があった場所、国会図書館に次ぐ建築中の図書館があったりと、歴史ではない新しいことも知ることができました。
参加いただいた皆さまありがとうございました。そして、校長先生はじめ、先生方いろいろありがとうございました。次回は来年の春頃の予定です、また楽しみにしてください。

(文&写真 三鷹散策の会)

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